2025年4月13日(日)

第67回関東高校ボクシング大会 神奈川県代表選考会

「大和」

バンタム級 1回戦

○ 3-0 ポイント勝ち

(30-25 30-27 30-27)

第1シードとして迎えた大会。

勝つ事は当たり前、内容も問われる試合でしたがジャブをサボり相手の右ストレートを外して左ストレートを狙い続ける待ちのボクシング。

2Rと3Rに1度ずつダウンを奪いながらストップしきれないフィニッシュ精度の低さなど反省点だらけの試合内容。

ただジャッジ1人が30-25のスコアは判定まで行かずにストップするべき試合であった事を示しています。

県大会で5点差のスコアは異常な試合。

県大会の1回戦という事。

第1シードとキャリアの浅い選手の対戦という事。

レフェリーは選手の身体を守る立場という考えであれば1回目のダウンを取るまでが遅すぎます。

セコンドからレフェリーに激しくダウンを指摘してしまいましたが意地になって取らない姿勢は疑問を感じました。


「優輝」

ライト級 1回戦

○ 3-0 ポイント勝ち

(29-28 29-28 29-28)

デビュー戦を迎えた優輝!

試合出場を拒み続けた平塚工科高校。

その中でも率先して反対運動をしていた引率教員の目の前で気合いの入った試合。

1Rは長身サウスポーの相手かジャブを突いて左ストレートを打ち込まれて、なかなか中に入れない展開。

スコアはジャッジ3名とも相手選手。

2R、頭を振りながら踏み込んで距離を潰して左右フックを打ち込む!

プレスを強めていくと明らかに嫌がる相手、パワー差が明確になった事で下がる相手を追い込む展開でジャッジ3人とも優輝のラウンド。

最終3R。

「採点割れてる!最後取らないと勝てない!」と送り出しました。

ハイプレスに下がる相手にパワフルなパンチで追い詰める。

体力的に一番きついラスト30秒でも気持ちと根性で攻め続ける。

ここでゴング!

最終ラウンドは3人とも優輝。

判定は3-0で逆転勝利‼️

キャリアが浅くデビュー戦の選手が魂で掴んだ勝利です。

セコンドとして、ここまで熱くなる試合は久々すぎて感動しました。

今日の試合出場までに約1年。

多くの人達の努力と協力でやっと掴んだデビュー戦。

なにより腐らず真面目にコツコツ練習を続けた優輝の思いが伝わる試合でした😂

「ありがとうございました!負けたかと思いました!」

勝った喜びよりも感謝と反省を述べる姿勢、本当に素晴らしい選手です。


来週は優輝は準々決勝、大和は準決勝を迎えます!

応援してくれるご家族、M-flapの皆さんの為にも熱い試合を見せてくれるはずです!

応援ありがとうございました🙇