こんにちは。

たずねてくださってありがとうございます。

兎野喫茶店(架空)店主のワタシが

こだわりの珈琲を淹れながら、

その香りの向こうに見える日々の風景や気づきを

ひとり言としてつぶやいております。

 

こちらは前回のご挨拶↓

 

では、のんびり開店いたします。

 

コーヒーコーヒーコーヒーコーヒーコーヒーコーヒーコーヒーコーヒーコーヒーコーヒーコーヒーコーヒーコーヒーコーヒー

今日は静かな曇り空。

朝はきれいな朝日が差し込んだのですが、少し雨も降ってきました。

 

ASDで感覚過敏が強いワタシは、

曇りや小雨の日は体調がラクです。

静かで刺激少なめ。明るすぎないので、感覚がラクです。

もちろん、晴れの日も好きですけどね。

秋晴れの空は最高。

 

秋になって、我が家のあさがおに種ができました。

今年、大人になって初めてあさがおを育てたんです。

あさがお大好き。

なぜか惹きつけられます。

懐かしさのような

ちょっと切ないような

なんとも言えない不思議な感覚で惹きつけられるんです。

それは次回に書くとして、

 

本題です。

 

ワタシに生きものの「命の循環」を体感させてくれたのが

「あさがお」 です。

 

さかのぼること6歳の時。

 

保育園であさがおを育てました。

種をまくところからやりました。

 

卒園式に活動発表みたいなコーナーが企画されていて、

全員であさがおの成長物語みたいな紙芝居をつくって

一人一枚ずつ担当して、

保護者の前で読むみたいなことをやったんです。(確か)

 

ストーリーはもちろん先生が作るし、

挿し絵の大部分も先生作。

子どもたちは色塗り担当(笑)…そりゃそうだ。

 

で、

6歳のワタシ、自分の担当する挿し絵の色を塗りながらハッ!としました。

 

「あれ???種から始まって、また種に戻っている?」

「…ってことは、この2番目にとれた種を撒いたら、

また花が咲いて種が採れるってこと???」

「えーーーっ!ずっと続くじゃん!!」

 

そりゃー、もー、衝撃的でしたよ。(笑) 6歳児にとっては。

 

種って、どこかから買ってくるものだって思っていたし(おもちゃみたいに)

花が咲いて枯れたら、植物は終わりって思っていたから。

 

でも確かに、目の前で育ててきたあさがおは、

種から始まって、また、種に戻った。

間違いない事実。

 

はぁぁぁ~、すごい~~~・・・。(6歳児のため息 (笑))

 

これが、当時のワタシの正直な感覚でした。

発見して感動!とか、親や先生に報告!とかでなく、

当時の自分にとってはあまりにも壮大で、

気づいてしまった困惑感と、

人に軽々しく言ってはいけないような気持ち、

でも自分で抱えきれなくて、

はぁぁぁ~・・・ってため息をつく、みたいな感じ。

 

大人になってからもあさがおを見かけると、

いつもこの思い出が出てきます。

命の循環に気づいたときの、はぁ~・・・って感覚も。おねがい

今、家のあさがおの種を見て、

「めぐっているねぇ。」としみじみしている、

おばさんになったワタシでありました。

(ワタシの命も確実に進んでいるのよねー。おねがい