こんにちは。
たずねてくださってありがとうございます。
書きかけの記事を振り返っていたら、
「出来事に添う」という題名を見つけて、
今、続きを書きたい気分になりました。
１年以上も前の文章です。
父がまだ生きていた頃、
我が家に起こったエピソードから気づいたことが書かれていました。
今、仕上げたくなったのは、何かの計らい？
まあ、いいや。(笑)気分に任せて書いてみよう。
必要な方に届きますように。
ひょえー！どうしよう！ってことが起こりまして
２０２３年２月の出来事です。
父が病気で終末期を迎え、在宅看護で過ごしていました。
で、半年以上看護を頑張り続けていた母が
ぎっくり腰を起こして動けなくなるという事態が発生。
母の心も身体も、ギリギリまで頑張っていたんだと思います。
（身体って、ちゃんとサインだして
壊れないように休ませてくれるんですよね。）
ただ、ワタシは慌てました。
ひょえー！どうしよう。
ワタシは、物事に対して勘で動くタイプ。
論理的に動ける人ではありません。
「ど、どうしよう・・・？？」
「・・・・・・・・・・・・・。」
だめだ、浮かばない。
でも、勘は
「姉だっ！」ってわかっていました。
頭で考えたときってワタシは実行が遅いんですけど
勘が働いた時は、すぐ実行できるのもワタシの特徴。(笑)
仕事に行く直前でしたが、すぐ姉へライン。
ここからの展開がすごかった！
姉へ相談→
姉が包括支援センターの担当さんへ父の看護について相談→
担当さんがすぐ病院へ連絡→
ちょうどベッドが空いたところ!！で、父の入院が即OK！
なんと、たった１日で、父の看護体制が整ったのです！
ミラクルです。
驚いたし、ありがたかったし。
いつもながら、姉の実行力にも感謝だし。
もろもろ含めて、
神様ありがとうございます！って思いました。
出来事に添う
この時、ある意味、我が家は追い込まれました。
いつもなら、どーしよーっ！？
ってパニック起こすワタシ。
でも、パニックにならなかったんです。
ふと、
「出来事に添うていこう」
という思いが湧いてきました。
（“添って”ではなく、“添うて”の方が語感がピンとくるので、
“添うていく” という表現で書かせていただきますね。）
人や出来事をコントロールしようと思わない。
意味付けも、良し悪しも考えない。
起こった出来事に淡々と静かに添うていく。
ただそれだけ。
また、イメージ映像で伝えます。(笑)
いつものイメージ映像が出てきました。
↓
出来事と並んで歩く感覚です。
出来事くんとワタシで、並んで歩いています。
寄り添うのではなく、
自分のパーソナルスペースを保ちながら
出来事くんのとなりを歩いています。
目線は、それぞれがの行先を見ています。
別のところを見ています。
こんな映像が出てきたら、
困ったように感じる出来事に対して
慌てたり嫌だなぁと感じたりする感覚が減りました。
出来事くんは、ただ道を歩いていて、
たまたまワタシが出会った。
で、今はしばらく同じ道を歩いている。
ただそれだけ。
歩いているうちに
出来事くんは別の道に行くだろうし、
ワタシはワタシで、別の出来事くんと出会って
そのとなりを歩いているかも。
どんな出来事くんのとなりを歩いていたとしても、
自分は自分で行き先を見て、静かに歩いていれば
心はそれほどかき乱されないのかもしれないな、
と思いました。
（かき乱されることも、またよし。
押しこめていた感情が出てくるチャンスなので、
出してあげるとよいと思います。
）
“となりに並ぶ”くらいでOKの時もある
カウンセリングの手法で
人と話す時は真向いに座らない方が
心を緩ませやすいと言われています。
向き合うだけが方法ではないって思うんです。
心を緩ませたいときは
出来事に向き合いすぎないことも、時には大切。
HSPさんは、無意識に全力で一生懸命に向き合うので
しんどい時や気持ちが乱れる出来事の時は
“となりに並ぶ”くらいの感覚でいると、らくなんだな、と
この時気づいたのでした。
（全力で向き合うのところがHSPさんの良さでもあります。
）
慌てず抗わず、コントロールせず、深く考えすぎず、
とりあえずとなりに添うて、歩いてみる。
（すぐ感情が沸騰する自分に向けて言っています(笑)）
何とかなるもんなんだなってわかりました。
ミラクルも起こります。