今週月曜日のこと。


週の始めからフラフラで、魂が抜けかけた状態で駅からの帰り道を歩いていた。


タイルが敷かれた下りの坂道。




ほんの少しだけ浮いていたタイルの段差に右足がつまずいた。


グラッと右足首が傾いて、鞄が地面について……


ビダンッドンッという擬音がまさにピッタリな状態で、大の字に転んだ。


コンマ何秒の状況だったはずだが、その間スローモーションのような感覚だった。



普段からボケーッと歩いているので、つまずくことは大変多い。


だが、曲がりなりにも運動部で育ってきた反射神経はそれなりに良いらしく、

つまずいても大きく転ぶことは全くなかった。


あそこまで豪快に地面で転んだのは、バレーボールのスライディングレシーブを除けば

20年ぶりくらいになるだろう。




我に返って、まず痛む箇所を確認。


両手のひら→下半分が真っ赤で、少々砂が付いているが、擦り傷は無し。


左膝上→ロングスカートのおかげか、擦り傷は無し。痛みからして内出血予定。


右下腹→打ちつけたらしいが、立って動ける以上内臓に問題はない。


右足首→歩けるけれど、少々違和感。

      医者に行くほどでもなさそうだし、しばらく湿布して、サポーターで固定すれば問題なし。


10数秒で確認をすませた後、その時点では特に何も

(身体も左手に下げていた●スドの袋も)問題なしと判断し、普通に歩いてさっさと退散。


我ながら短時間すぎて、周りに誰か歩いていたかすらわからないくらい。


少なくとも、声をかけられることは全くなかった。

(これで見られていたら、逆に寂しい……。)



帰りながら洋服を確認すると、少し湿っていた。


水たまりがあったわけではないし、いつ降っていたのかも知らない雨が上がって

地面がすこし濡れていたらしい。


帰宅してから見たら、ブラウスに泥がついて黒く汚れていた。


辺りが暗い時間でよかった……。




翌日から右足首に湿布とサポーターをつけて出勤。


生徒達にも先生方にも大いに心配された。


本人の意識としては、階段を下りる時の体重移動に不安があるだけで、

(そこはさすがにエレベータを使った)

立ち仕事も歩くのも階段を上るのも問題ないんだけどな。(とにかく90度キープ!)


さすがに走るのは無理だったけど。


時間ギリギリの出勤がさらにきつかったくらいのもの。



面白かったのは皆様の反応。


「転んだんです。」と言うと、心配されてあれこれ訊かれた。


生徒の反応は「周りに誰かいた?」だったけど。


面倒になったので、「地面に大の字になってきたんですぅにひひ

と笑いに走ったら、苦笑いされて「お大事に」で話が終わった。




土曜日現在、もう走っても問題ないところまで回復した(はず)。


今回何が驚いたって、右足首の違和感以外には、

擦り傷も内出血も一切なかったこと!


直後に予測した左膝にすら何も出なかった。


柔道を観るのが大好きなわりに、全く経験はないが。

無意識に前受け身の状態になれたのだろう。


我ながら偉いじゃないか。


年齢とともに衰えるだろうが、もう少しだけ反射神経に頑張っていただきたいものである。