前の記事から続きます。



日付の勘違いで支度にかなり慌てたが、

なんとか家を出て、バスで最寄駅に着いた。


ケータイで調べた結果、会場そばの東銀座駅まで

乗り換え無しで行ける電車がちょうど来ることがわかった。


楽できるにこしたことはない。

少し早く到着する時間だったが、電車に乗った。




途中から席に座り、

いつもの通りに文庫本を開いた。


ちなみに、太宰治の「お伽草紙


毎月の“純文学せめて1冊”挑戦による。



到着予定時間は20時19分


東京方面に疎い私は、泉岳寺を過ぎたあたりから

本を読みつつ、各駅止まるごとに外を向いていた。


おそらく不慣れなおのぼりさん丸出し状態だっただろう。


泉岳寺・・・新橋・・・日本橋・・・浅草・・・押上


耳慣れた東京の駅が次々と過ぎる。




まだかまだかと思いつつ、ふと携帯を取り出すと

20時35分


ハッと立ちあがって線路図を確認すると、東銀座駅ははるか前。


各駅確認していたはずだが、どこかで意識を飛ばしたか、

本を読んでいて止まったのに気付かなかったかしたらしい。


サァァーと血の気が引いて、八広駅で電車を飛び降りた。


しかし、折り返しの電車は10分くらい先むかっ


とりあえず出席しているはずの同僚にメールした。


普通のメール「乗り過ごしたー!」

うっかりやらかして、今八広駅。

今から電車で戻っても、21時はちょっと無理かも…。



折り返して、やっとのことで東銀座駅で降りられたのは

21時も少し過ぎた頃だった。


目的地はココ


印刷してきた地図を取り出して、全力ダッシュDASH!

しようとするが、右も左もわからない方向音痴。


三越ってどっち?

和光?いや、あれは出光だ…ショック!


そこらのねえさんをつかまえて、

タクシーの運ちゃんに「歩いた方が早い」と拒否られ、

ご親切な老夫婦にまで道をうかがって走った。


ショールがヒラヒラと邪魔むかっ

パンプスの足が痛いし!

ヒールがカツカツうるさいし!



銀座の町を走りながら、

かの姐さん の麗しきご尊顔を頭の片隅に思い出した。


10月のオフ会でも、私、銀座6丁目で全力疾走かましたっけ。


私って、銀座と相性がよろしくないのかしらん?


ここだ!って道に入ったら、入り口が裏側だったところまで

まさにデジャ・ビュ…ガーン



店に入って、同僚たちがいる席にへたりこんだところ、

かけられた言葉は、「お~!間に合ったじゃん!」


なんとも運の良いことに

主役たる新郎新婦の到着が

遅れていたのだった。



主役が来ていないので、まだ続く。


引っ張るなぁ~。

自分のバカさ加減のせいだけど。