最近「肩書きにだまされてはいけないなあ」と
感じる瞬間がよくある。特にネットで紹介され
ている人を見るときだ。
「○○コンサルタント」、「△△専門家」といった
「国家資格ではないがそれらしい響きをもつ肩
書き」がそう。「コンサルタント」なんて最たるもので、
僕自身前職の名刺の肩書についていたぐらい。
中身はと言えば、その分野における専門家には
程遠い実力。当の本人も自己紹介する時に「コン
サルタントなんて肩書きがついていますが、実際は…」
と補足を入れていたぐらいだ。
ただこの肩書き、「名乗ったもの勝ち」なところがあり、
それで相手によい先入観を与えられるのが厄介だ。
実際にコンサルタントでも、本物からエセまで様々
(その基準は主観的)で、会って仕事を一緒にして
初めてその実力が分かる。
ネットは直接会わない分、なおさら肩書きが独り歩き
する傾向がある。
他人はともかく、自分は肩書き負けしない実力をつけたい。