先日英語を勉強することの切迫性を書いたが、

それ以前に唯一話せるはずの日本語すらも危ういと感じた。


前職の先輩(これまでの私の転職歴や性格を知る方)から

「刹那的に転職を決めたらいけないよ」とアドバイスをもらった。

「まだそこまで落ち込んでいませんよ、前向きです」と返答した

が、どうも話が噛み合わない。


「刹那」という言葉を僕は「破滅」「自虐」といった意味だと間違

って使っていたからだが、正しくは「過去や将来のことを考えな

いで、ただ現在の瞬間を充実させて生きればよいとする」という

意味。意味を知り、先輩の的確な指摘を真摯に受け止めようと思った。


しかし31歳になって日本語の意味を間違えて覚えている自分が

恐ろしくなった。今回は正すことができ、先輩のアドバイスも

素直に受け入れることができたが、勘違いしたままだったら

違った結果になっていたはず。


英語もそうだが、言葉は曖昧やイメージで使ってはいけない。