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今回は過去世をいくつか見てみて善い人や悪い人について思ったことを書いていきたいと思います。
古代ローマ時代の過去世での私の父はローマ帝国の属州の総督として重税をかけて属州民から搾取していましたが、私に対しては彼なりに一人の父親として接してくれていたのだと思います。
重税をかけて私腹を肥やしていた人とわが子を可愛がる親としての姿は全く別の人のものではなく同じ人の異なる側面でした。
この過去世での私の父は搾取される人達からしてみると悪党そのものですが、そんな彼でも自分の子供とはいえ自分以外の存在に愛情を注いでいました。
また、この人生での私の子供時代や若いときの何不自由ない暮らしは収奪された属州の人たちの苦しみの上に成り立っていたとも云えます。
自分自身が搾取したわけではないとは言え私も弱い立場の人々の犠牲の上に日々を謳歌していたともとれ、この意味ではこの人生の私も善い人とは言えないのでしょう。
6月24日に受けさせていただいた明日香さんのセッションで自分をサポートしてくれている存在達と会ってみましたが、その中に過去世で関わった方が二人いました。
この時に出てきてくれた過去世で関わった方の片方がこちらの過去世で可愛がっていた子でした。
この過去世の私はそれこそ他の多くの人達からしてみると魔王のような感じなのでしょうが、この子にとっては自分のことを大切にしてくれる親だったのかもしれません。
また、この過去世は繊細さが災いした最悪のケースなのかもしれません。
元が繊細であるため叔父の裏切りに遇った時に受けるショックも大きく、人から負の感情を向けられた時にそれをエネルギーとしてキャッチしてしまい、自分への攻撃だと思い込み攻撃してきた(と思っている)相手への弾圧が激しくなってしまうという側面もあったのかもしれません。
こうなると私の繊細さは他の多くの人々にとっても災いになってしまったとも言えるのでしょう。
もちろん全ての繊細な方がこうなってしまう訳ではなく繊細な方の多くは他人に危害を加える 事などないと思いますし、豊かな感受性を活かして誰かを癒したり元気づけたりしている方もいらっしゃいます。
しかし、繊細さというのも時として凄惨な結果を生み出してしまうこともあるのかもしれません。
ここまで読んでくださりありがとうございました。