どうも。ういろうと申します。

趣味は映画に本、勉強、アニメ、イラスト等です。

さて今回は、「search」というサスペンススリラー映画についてお勧めしていきたいと思います。
ちなみに、これは宣伝じゃありませんよ。昨日見たってだけです。


新視点「PCV」


まず、この映画の大きな特徴はリアルでの撮影がほとんどないことです。
と言いますのもパソコンの画面を通して物語を展開していくこととなります。

「そんなんで心情とか大丈夫なのか!?」と思っちゃいますよね。

大丈夫です。
 
と言うのも、通話はMacBookのFaceTimeで行いますし、
主人公、通話切れた後も付けっぱなしなんですよね(笑)
おまけに独り言が多い。

さらに主人公の家、家族全員パソコンを持っており、
視聴者は3人のパソコン画面を行ったり来たりしているので家族の心情というのも伝わると思います。

その他にも、メッセージを書いては消したりと中々分かりやすいですよ。


ストーリーのあらすじ

"主人公であるデビッド・キムは、妻パメラ・パンと娘マーゴットと幸せに暮らしていた。
ある日、パメラのPCに「検査の結果」というメールが医師から入ってくる。
パメラは癌に掛かってしまったのだ。
必死に運動療法をして治したかと思われたが再発、入院することになった。
その後パメラの様態は悪化。衰弱死してしまう。

それからしばらく立ったある日、娘マーゴットは友達の家で勉強会をしていた。
そこにデビッドからFaceTimeがかかってきたのだ。
マーゴットは深夜に帰ってくることを伝えて戻ってしまった。

翌日、朝早くにマーゴットから3件の着信履歴が届いていた。
不思議に思ったデビッドは掛け直してみたがかからず、
メッセージを送っても返信がつかない状態が夜まで続いた。

不安になったデビッドは弟であるピーターに相談するが、
「そのくらいの年頃なら学校をサボって遊びに出ることくらいあるさ」と言われてしまう。
娘の交友関係を知らなかったデビッドは、
妻パメラが残したアドレスを元に幼なじみに電話をかけた。
すると幼なじみの母からはキャンプに行っていたとの連絡が。

安心した翌日、幼なじみ本人から「マーゴットは来ていなかった」との連絡があり、
すぐさま警察へ行方不明届を出した。
その後、警察の調べを手がかりに、マーゴットの行方をインターネットからヒントを得て見つけ出そうと考える…"

というストーリーです。長くなってすいません。
見ていてインターネットってすげぇなぁ…と思うような作品です。


見事な伏線回収、それに伴う立場の逆転

この作品、案外何でもないようなところであぁっ!!ってなるような伏線が多いんです。
くっそコノヤロウとあからさまに悪い方向のことが助けになっていたりすることがあるんです。

さらに、主人公が葛藤から解放されるようなシーンも、うわぁー最初と変わってる!!!!偉いね!!!!と感動しました。

そうですね…例えば、
マーゴットの車の中にあったジャンパーには見慣れない(ということは持っていないであろう)
イルカのロゴがありました。
メッセージを開いてみるとなんとそこにはよく知っているあの人物が同じロゴのTシャツを来ているではありませんか!!!!

…すみませんやっぱり生で見て欲しいものですので誰が着ていたのかはご自分の目で確かめてください…。

「search」が伝えたいこととは

私が考えるに、「search」は親子であっても子供の分からない所はある。とか、
子供の抱える葛藤をインターネットで表したような作品だと思いました。
視聴者は主人公デビッドと共にいるので、娘の事などデビッドと同じ程しか知りません。
そんな中でネットでの娘の顔、友達との関係、本人の素等が分かっていくというのは、
皮肉にもデビッドがそんな娘の顔を知らなかったという事です。

それでもなお、自分の娘に常に誇りを持っているデビッドは、素敵ですね。


さて、「search」のレビュー、どうでしたでしょうか。
初投稿でありながらスマホで入力していないので大変見づらい伝わらないがあるかと思います。
そんなことを言うようなら、うるせえ黙ってこれ見とけと言わんばかりにsearchおすすめしますよ…ニヤリ
改善点や感想など、お待ちしております。

最後まで閲覧頂き、誠にありがとうございます。
それでは…。