6月の給与明細に所得税の減税額を記載しろという義務を
5月下旬になってからカミングアウトするというご無体。
全国の給与担当の皆さんが気の毒すぎる。
もしも今、直接選挙で首相選をやったとしたら、
全国の給与担当者、税務署の個人課税部門の署員さん、自治体の個人住民税の職員、関係するシステムのSEさんたち…
ものすごく多くの不信任票が出そうだ。
役所は仕方ないにしても、民間企業もシステム改修費は自前なんだよね??
インボイスの時も思ったけど、皆さん、ぐっとこらえているんだろうなぁ。
小さな町工場なんかでは、社長夫人のおばちゃんが、忙しい本業の傍ら
手書きで賃金台帳や源泉徴収票を作っていたりするのに、
情報をアップデートできるんだろうか?
「国民の皆さんに減税を実感いただく」ことが目的とか言ってたけど、
国民が給与明細をつぶさに見るようになったら、
社会保険料のバカ高さを実感してかえって怒りがわく
というヤブヘビ状態になるのがオチなんじゃなかろうか。