N大アメフト部が廃部になるそうで。

 

我が家は全くの部外者だけど、

うちにも男子大学生がいるのでニュースに目が行く。

 

危険タックル事件から数えたら再度の不祥事とはいえ、

「臭いものに蓋」を思わせる決着の付け方と、

大学中枢部の偉い役職の人たち同士の争い。

 

まるで「株式会社N大学」?

何だか大企業の話みたいで、個人的にものすごく違和感を覚える。

 

だって、大学って教育機関じゃないの?

学生が未熟なのは当然で、「これからどういう人間に育てていくか」

それが原点なんじゃないの?

そのために、部や大学全体の組織をどう立て直していくか。

大人が尽力しなければならないのはそこでは?

 

その点で私は、大学スポーツと、社会人やプロのチームの位置づけは違うと考える。

(ってか、プロ野球だって、不祥事起こした選手を再起させようっていう親心があったりするよ?

 

世間体を気にして切って捨てて終わりにするのは教育機関としてどうよ?

と思うし、大人同士が争っている場合でもないと思うのだが。

 

もちろん大学もコンプラは大事だし、

今回の不祥事は法に触れていることは間違いないから

当該学生は大学から処分されるのは仕方ないし、司法の裁きも受けなければならないが、

関与していない、部活を続けたい部員もいるはずだ。

今の時期なら、スポ薦で(他大学を棄権して)内定している高3生もいるだろう。

 

教育機関としては「責任の取り方が無責任」なんじゃないのか。

なんだかそんな感想を抱いてしまった。