渡哲也さんが
なくなった。



拙者が一番好きで尊敬した俳優さんでした!




大学生の頃、
役者のエキストラのアルバイトを
沢山やっていた!



「太陽に吠えろ」
「探偵物語」
「大都会パートIII」
「西部警察」等等。





中でも、
大都会の撮影
はいつも過酷でした。




「お前ら明日朝5時に高尾山の麓に集合な!」


ただの集合ではなく、
撮影で爆破して燃やす為の廃車寸前のクルマを運転して行きます。
ガソリンもギリギリしか入ってなくて道に迷ってしまったらアウトでした。



それでも、
頑張れたのは、


渡さんがいつも毎回、
僕たちエキストラの所迄、車から降りて来てくださり、


「いつもご苦労様。」と
はにかんだ笑顔で言ってくださる事でした。


誰にでも毎回!
偉い人とかエキストラとか関係なく
一人一人ちゃんと目を見てです。




ときには、
エキストラなのに、
台詞迄頂いた事もあります。

(これはDVD-BOXにもなってるのでまた
別の機会に書きます。)




バンドでデビューした後も
覚えていてもらってて
テレビ局の廊下で偶然すれ違ったおりに
ご挨拶したら

「大変ですネ。」と



いつもの
はにかんだ笑顔です。









また昭和の大スターが一人
この世からいなくなってしまった。









合掌。












いざ御免!