人間とは、何故こんなにも醜い生き物なのだろう。
自分に対する利益のみを見定め
定めた路線がそれれば何かにぶつけなくては気が済まない。
子供の喧嘩も、世界の戦争も
皆一緒、
退屈な理屈。
日常に疲れた。
春休みということでバイト三昧。
客と話すことがぼくの仕事。
見知らぬ相手との会話は、そんな人間の黒い「情」が見えて見えて
重苦しくなり、むしろ面白さをも感じる。
それでも
理不尽な顧客。
重なるストレス。
千差万別の容姿を持ちながらも
その中身は皆大差ない。
皆一緒、
退屈な日常。
寝たらまた明日が来る。
繰り返される、変化のない毎日。
変化が欲しい。
白と黒でできたこの人生に
赤や緑、青に黄色、金に銀
色が欲しい。
明日が来る前に、少しでいいから
ぼくを、癒してくれ…。
こうしてひとりのポケモントレーナーが生まれた。
