唐毅がいつも乗っているベンツには
運転は趙子で助手席には自分が乗った 
後部座席の唐毅は相変わらず無表情
何を考えているのか…ただ言えることは
時折鋭い視線を感じるだけでなく
互いにそれぞれの存在に餓えてしまった
さっき交わしたKissと抱き竦められた
唐毅の力強くてあの日まで狂わせた
抱擁の温もりとそして香水の香り
やがてベンツは無事に唐毅の屋敷に着いた
今日から一週間自分が泊まり込んで
唐毅の護衛を続けてゆくが…正直言って 
怖くて堪らない…何故なら抱かれたい

そして…この夜…唐毅に抱かれた