もう大丈夫と言い聞かせてきた
良く利用する図書館ですれ違いの人
そして週一回で通うカフェでも会う
名前も何の仕事なのかも知らない人
優しそうな笑顔に一目惚れしていた
いつだったか電話していた声を聞いた
品軍と言う名前だけ分かったけれども
たぶん僕よりも明らかに年上の人だと
やがて…初恋が…運命が動き出した