唐毅から珍しく旅行に誘われた…
二人で旅行したのは同居してすぐだ
スマートフォンの写真フォルダを見ると
もう一年以上前の日付だった
確かSwissの湖畔のある高級ホテルで
ボディガードは連れてなかったから
自分がいざとなったら盾になるつもりだった
それなのに…朝食時にさりげなく告げたら
"誰が守れと言ったんだ?俺だけのために
お前は2回も撃たれているんだぞ!頼むから
大人しくしていてくれ…身体に教えてやる"
そう言っていきなり抱き上げられたまま
思い出した瞬間昨夜遅く帰ってきた唐毅に
バスルームで…抱かれたことを…
ホンイエには相変わらず呆れられている
朝は必ず一緒のベッドで眠っているのに
寝顔にさえも見惚れてしまう毎日のように
あんまり見つめていたからなのか
離れようとしたら後ろから抱き竦めてきた
そして…[相変わらず慣れないのか?小飛
お前は満足したかも知れないがな…俺は
まだ足りないから…喰わせろ]…抱かれた