大学の午後の授業が何とか終わった後
リュックからiPhoneを取り出して見たら
メッセージが1件有って…品軍さんだった
"今週末は泊まりにおいで?迎えに行くから"
素直に甘えてしまっていいのか…でも
あの日されたKissと背中に触れられた
大きくて暖かい掌の感触が忘れられない
おまけにあの日はKissだけで寂しかった
レストルームに入ったら髪を撫でつけて
次には買ったばかりのパステルピンクの
シャツの皺を手で伸ばして何とか直した
年齢差はどうしても気になって仕方ない
来月二十歳になる僕から見たら7歳差で
僕ばかり大好きみたいって…悲しくて
でもやっぱり諦めたくないから頑張ろう
待ち合わせの駅側にあるスタバに向かった
この後1時間後には…今までした事のない
