唐毅から[今日は会食で遅くなるから先に
寝てて構わない]連絡が合ったので助かった
正直言って今は唐毅の顔を見たくない…
作る気力がなくて仕方ないが趙子に会いに
行ってJackが作ってくれた沢山のご馳走を
いっぱい食べながらアルコールも呑んだ
それなのに…ちっとも酔えないなんて…
[阿飛ってば!風邪引くと唐毅が心配するよ?]
暑くてシャツを脱いでソファに横になった
[唐毅なら今日は遅くなるって連絡あったんだ
だから…気にしないでいいから]そう言うと 
やっと安心したらしく二人は二階へと
スマホの電源を入れた途端に沢山の着信履歴
おまけにメッセージまで…あの時みたいだ
[小飛…どこにいるんだ?趙子の自宅なのか
…後一時間くらいで終わるから迎えに行く]
返信しようかと一瞬迷った…でも削除した
罪悪感が今になって込み上げてしまう
何故ならあの手紙を読んでしまったからだ
あの手紙の内容があまりにも衝撃的だった
"子供が生まれました…今年で5歳になります
養育費及び認知を希望します。拒否した場合
法的措置も考えているので…逃げないで下さい"
今年5歳になるなら間違いなく唐毅の子供だ
