胸元をそっと覗き込むと…良く寝ている
寝顔を見つめていたら堪らなくなって
額に触れるだけのKissをして離れかけたら
[…もっと…言飛が足りないから…だから]
性急に舌を入れると一瞬固まったが尚も
絡めるとやがて海青からも舌を絡め返して
[…っ…言飛…っさ…触ってもっと…]
シャツの裾から手を忍ばせて滑らかな肌を
そうしながらも深いKissを続けてしまった
寝室に響くのは互いの吐息と互いの体温
シーツの擦れる音しかもう…支配している
細い身体を引き寄せて肌に噛み痕を残す
よほど感じているのだろう…煽られてしまう
いつになく言飛に激しく抱かれてしまった
会えなかった三年間を今になって後悔して
そんな事を考えていたら[…余裕があるなら
もう一度抱いても?ほら…してごらん]
綺麗過ぎる顔に思わず見惚れていたら
視界が暗くなってあっという間に入ってくる
[…あっ…!もう無理だから…!…ないで]
言飛の腕に爪を立てて訴えているのに
顔は息が触れ合うくらいに近くなって
恥ずかしくて目を瞑ってしまったのに
[ダメだろう?ちゃんと顔を見ないと…ほら
…凄いな…そんなに気持ちいいのか…]
