明け方になってようやく…眠りについた
そして喉の渇きを感じてしまい起きたら
後ろから長い腕が伸びてきて引き寄せられ
[…どこに行くんだ…?小飛……]と言うと
またシーツの中に…長くて甘美な責め苦が
シーツを必死に掴むと声を出すまいとして
それなのに唐毅は耳元で[…声を我慢するな
どうせ聞いているのは俺しかいないんだ
ほら…小飛…まだ足りないから覚悟しろよ]
だんだんと早くなってゆく唐毅に自分から
とうとう…懇願してしまった…いつしか
寝室の中には…自分とは認めたくないのに
[…唐毅…頼むから…もう…辛いんだ…だから]
そして待ち望んでいた…絶え間ない時間