胸騒ぎを覚えて自宅に引き返してしまい 
階段を足音を立てないように上がったら
やはり小飛は荷物をまとめていた姿を見て
有無を言わせずその場で抱いてしまった
泣き叫びながら最後まで Kissさえも無くて
やがて力尽きた身体を強引に…そして
そのままベッドに入れてからまた会社に
道一が心配そうに見て来たが触れて来ない
会議が終わると自宅に戻る途中は後悔して
寝室に入ると小飛はまだ眠っている
顔には涙の跡が見えた瞬間堪らなくなった


身体のあちこちが激しく傷みを感じた
喉も乾いて堪らないのに…その時
唐毅がミネラルウォーターを持っていた
そして無言で抱き起こしてくれて
口移しで飲ませてくれてからやがて
[…悪かった…俺とはもう別れたいのか?]
苦渋に満ちた表情…思わず抱きつくと
[別れたいなんて思った事は一度もう無いから]
そう言って唐毅に Kissをしたら痛いくらい
抱き締められて…抱き合っていた