P'Deanがやがて静かになって離れた
僕とは言うとまだ全身に甘い痺れがある
ベッドから降りてキッチンに行く足音
そしてタオルを濡らしている水音が聞こえて
P'Deanは僕の赤くなった手首を掴むと
タオルで冷やす前にKissをしてから
優しい手付きで冷やしてくれながらも
表情が何となく厳しいと感じてしまう
まだ力が入らない腕を伸ばすとP'Deanに
抱きつくとP’Deanからも抱き締め返して
[僕が構わないって言ったから…だから
…またあんな風に抱いて欲しいです]と
本心を言うと慈しむように髪を撫でて 
[お前は俺を甘やかし過ぎだ…Pham…
無理しなくていい…歯止めが効かなかった]
そして次の言葉を言おうとした唇をKissで



タオルで手首を縛ったPhamに欲情を感じる
白い肌の至るところに所有欲を刻み込んだ
Phamの泣き顔に唆られて華奢な身体を
本能のままに抱いてしまう…まだ足りない 
柔らかい部分を舌で舐めていたら見ている
わざと見せつけるように尚も攻めてゆく
背中に一瞬痛みを感じるがそれさえ愛おしく