無事に試験が終了したのでPhamを迎えに
経済学部の校舎下でしばらく待っていると
賑やかな声が聞こえてきた…相変わらずだ
[あ！P'Deanこんにちは、ほらPhamまたね]
teamはあれからWinと仲直りしたのだと
Phamは嬉しそうに話してくれたので安心した
それにしても…恋人の口から他の男の名前
手を出すと恥ずかしそうに小さな手を…
[じゃ行こうか？両親たちから預かっている
お土産があるんだ…泊まっていいか？]
微笑みながら聞くと一瞬で顔が赤くなって
待っていると小さな声で[…はい嬉しいです]
週末金曜はP'Deanが泊まりに来てくれる
以前ベッドが小さいからどうしようと
話すと[小さい方がPhamをすぐに抱けるから
変えなくていいよ]…嬉しくて泣いてしまい
頭を引き寄せられて…ベッドの上にと
その後の記憶はほとんど覚えてない…でも
僕を抱き締めているP'Deanの長い腕と
筋肉質の綺麗な背中にしがみついていた
