長かった映画撮影もようやく終了した
事務所に顔を出してから真っ直ぐにへと
時刻は既にPM2時を回っている…
合鍵でそっとドアを開けてから部屋に入る
間接照明だけが点いていて豊河は眠ってた
浴室から出てもぐっすりと…至近距離で
長い睫毛…開くと綺麗な瞳…何もかもが
愛おしくて…そっと隣に入るとやがて
しばらくうとうとしていると背中に抱きついて
[…お帰り…程清…ずっと寂しかった…]
向き合って触れるだけのKissをしてる内に
一ヶ月も離れているって…とても不安だった
だから程清の匂いを感じた瞬間抱きついて
[…程清…もっと…離さないで…抱いて…]
最後の方は記憶が飛んでしまい覚えてない
ただ覚えているのはひたすらに求めていた
汗で濡れているのに…離れたくなくて
