土曜日

久しぶりに
あの人を想って泣いてしまった。


それは不意にやってきて

気づくと自分でもどうにもならないくらいに
ボロボロボロボロ涙が零れ続けた。


色んなことがフラッシュバックした。

色んな言葉が。


「毎日一緒にいてあげられなくてごめんね」


「よく笑うところが好き」

「泣くのと同じくらいよく笑ってるよ」


「momちゃんと結婚したかった」


「ずっと愛してる。
momちゃんがほかの男と付き合っても、何しても
どんなmomちゃんでも、それは変わらない」



「こんなに好きになったことない」

「俺たち何もかも相性がよすぎるからな」



あんなに大好きだったのにね

あんなに相性がよかったのにね

あんなに仲良しだったのにね




誕生日が同じで
イニシャルも同じ人。


運命だと思った。

運命だと思ったのに…


ずっと一緒にはいられない運命だった。

終わりにするしかない運命だった。



何もかもタイミングのせいにして
諦めるしかなかった。




その晩
彼が夢に出てきた。


私たちは再会した。


当然のように、私は動揺していた。


彼が私を掴まえて
抱き寄せられたんだっけ…


それだけで私はとろけてしまいそうになって…


あとは覚えていない。



やっぱり再会なんてできないと思った。

会ってしまったらダメだ。



あの人は、私が離れてしまっても
「momちゃんに会ったらキスしちゃいそう」
なんて言っていた。


そんなの、ダメだから

だから、会わない。





まだ好きなのかな…

あの人のこと