楽しかった。



うん。



普通に、楽しめた。







私も独身彼も本が好きで、彼におすすめの本を借りて読んで


その感想を伝えたら、その物語の舞台になっているところに行こうってことになった。





昨日は私が仕事をしていたところまで車で迎えに来てくれて


本の舞台になっている街へ行って、食事をした。




そしたら、食事が終わって「じゃあ行こうか」って彼が立ち上がって


私がお財布を用意してレジに行こうとしたら


彼がレジをスルーしてお店を出ちゃって。




あれ!? お会計は?って思って、お店の人に聞いたら


「お連れの方がもうお支払い済みですよ」って。




えぇーーーー!! いつの間に!? と思って彼を追いかけて


「ねぇ、お金、払うよ」って言ったら


「いいんだよ。だって誕生日だったんだし」って。


(彼には誕生日が明けてから話したときに言った)





そして車に乗って


「海でも見に行こうか?」ってなって


近くの東京湾(?)へ。




途中コンビニに寄って、


「何でも好きなの選びなよ。誕生日なんだし」って言ってくれて。



「もう終わっちゃってるし、悪いからいいよ~」って言っても、お金出してくれて。




あー、この人いい人だなーって。思った。






で、東京湾に着いて、車から降りたら


夜景が広がってて。



レインボーブリッジとか。



海と夜景を見ながら、コンビニで買ったアイスを食べたり飲みもの飲んだりして


たくさん話した。




だんだん寒くなってきて車に戻ってからも


ずーーーーーーーーーっと話をして。




「どうしようか?どこか行きたいところない?お台場でも行く?」って言われたけど


結局渋谷に移動。




カフェに入って、お茶しながら


また話して話して話して。






結局、朝まで一緒にいた。






彼のいいところは


下心が見えみえじゃないところ。



軽くなくて、ちゃんとしてる。



軽々しい発言をしないし、無理やり手を出そうともしてこないし。




それに、すごく努力家。


仕事をすごく頑張ってる。



本を読むだけあって、物知りだし、考えが深かったり、為になるし


尊敬できる。






私はその彼と一緒にいながら


『あー絶対いい人だよなぁ…

この人のこと、好きにならないかなぁ』って思ってて。




既婚彼と比べるのって失礼だと思いながらも


やっぱり無意識に比べてしまって。




でも、既婚彼と比較しても、他の男たちはマイナスになるばかりだったのに


昨日の独身彼は、既婚彼とはまったく違う魅力をたくさん持ってる人だと思えた。





他の男とは一緒にいてもつまらないし早く帰りたくなるけど


昨日の彼は、朝まで一緒にいられるほど、話してて楽しい。




まだ会うのは3回目だけど、ビックリするほど、打ち解けてる。




5年の付き合いがある既婚彼との居心地の良さには敵わないけど


新鮮で楽しい。








デートが終わって家まで送ってもらったあとに


彼にお礼のメールを送ったら



「僕も楽しかったよ。


時間が経つの早いね。


もっと一緒にいたいね。」


って、返信がきて。




今日起きてからまた彼にメールを送った。



「○○くんのおかげで泣かないでいられるよ。

ありがとう」って。



そしたら


「momさんが泣かないでいられるなら良かった。


元気な人のが魅力的だしね。


一緒にいて楽しいよ。」


って、返信が。




私はそのメールを読んで、泣いた。




久しぶりに、涙が流れた。





既婚彼のことが頭をよぎりながら


独身彼の優しさに、じーんとして。




「もっと一緒にいたいね」って、「一緒にいて楽しいよ」って言ってもらえて。





土曜日に、普通に約束して、デートして。



時間を気にしないで朝まで一緒にいられて。



お互いが「もっと一緒にいたい」と言えば


いつまでだって一緒にいられるであろう境遇。




独身同士の、当たり前の、ごく普通の付き合いができる。



それを当たり前だと思わずに、感謝できる自分がいる。



これは不倫をしたことのある人にしか感じることはできないのかも。








この人のこと、好きになりたい。



この人のこと、好きになれるかも。




そう思う。






でも、まだどこかでブレーキをかけてしまってる自分もいる。





これはただの“逃げ”なんじゃないか?って、思うから。



既婚彼から離れるために


無理やり好きになろうとしているような気もするから。



そんなのって


独身彼に対してすごく失礼だと思うから。





本当に純粋に素直な気持ちで


彼のことを好きになりたい。



理由をこじつけて、いいところを探して『好き』だと思い込ませるんじゃなく。






本当に



好きになれたら。