昨日の彼とのデートの続き







タクシーで家に着いて


イチャイチャして


その後一緒にお風呂に入った。





シャワーを浴びながら、たくさんキスしたりして、楽しかった。






シャワーから出たら、彼がタバコを買いたいって言うから


一緒にコンビニへ行った。




雨が降ってたけど、相合傘しながら歩いてコンビニに行くことが


私にとってはすごく特別に思えた。




これって普通の恋人同士みたい~ なんて。




彼が「深夜のコンビニってなんか楽しいんだよね」なんて言ってて


2人で雑誌見ながらおしゃべりして


彼はタバコと飲み物を買って。




それでまた相合傘して家に帰った。




セックスする時間よりも、オシャレなお店で食事をする時間よりも


私にとってはものすごく幸せを感じた時間だった。




こんなありふれた日常的なできごとが


私にとったら忘れられない思い出になるんだと思った。





家に帰って、まったりして、またイチャイチャして寝た。





こんなにゆっくり、彼と夜を過ごせたのは初めてだったかもしれない。






彼と寄り添って寝ようとしていたとき


思わず彼に聞いてしまった。



「ねぇ、毎日こうやってくっついて寝てるの?」って。



彼は


「なにが?」ってちょっとはぐらかそうとして



私が


「奥さんと…毎日くっついて寝てるの?」って聞いたら



「そういう質問には答えないよ」 みたいな返事をされた。




そう言われても、私は


「なんでよ~ いいなぁ羨ましい…」 と言いながら


涙ぐんでしまった。




言ったそばから後悔していた。




彼と寄り添っていた自分が、奥さんに置き換えられてしまった。




毎日 毎日


明日も、明後日も、


一週間後も、一ヶ月後も、一年後も


5年後も、10年後も、20年後も


その先も ずっと、ずっと、ずーーーーーーーーーっと…



こうして彼の隣で寝られる奥さんが


それが無条件に当たり前の生活の一部である奥さんが


羨ましくて 羨ましくて 羨ましくて


どうしようもなく、胸が苦しくなった。





静かになった私に気づいた彼が、また顔に手を沿わせて


涙のチェックをした。



私は必死に涙を流さないように堪えて


「なぁに?泣いてないよ」と言ったけど。




自分から聞いて自滅したくせに、彼が


「ごめんね」って謝ってきた。



謝らせたのは私だ。



申し訳ない気持ちになった。





やっぱり、奥さんとのことは何も聞かない方がいいんだろうな。



何も。





彼がノーコメントとした返事は、それはつまり


“奥さんとくっついて寝てるよ”っていうことを意味してるわけで


どっちにしても嫌な気持ちにしかならなかったんだから。




もう聞くのやめよう。







彼が眠りに就いてからも


いつまで経っても私は眠れなくて


ふいに切なくなってどうしようもなくなって


ひとりで泣き出してしまった。




音を立てずに泣いていたのに、彼に気づかれてしまって。




どうしていいかわからずに、彼に背を向けてしまった。




あ~あ…まためんどくさい女になっちゃったよ…と思いながら


涙が止まるのを待った。





もうこのままじゃダメだ。




ここ最近、彼と会えて嬉しいはずなのに


会うたびに泣いてる気がする。



「嬉し涙だよ」っていくら言っても


彼にとったら泣かれるのは辛いみたいだし



「嬉し涙って言われても、俺には判別できないから」って言われたし。




本当に、泣くのやめないと。



重い女の象徴みたいでしょ。男の前で泣くなんて。




彼の前ではいつも笑顔でいられるようにしないと。




どうせ泣くなら彼が帰ってから好きなだけ泣けばいい。









朝になって、彼はなかなか起きなくて


やっと起きて出かける用意をして、もう行かないとっていう時間になったのに


またムラムラしたらしく、イチャイチャしだして。



仕事、大丈夫だったのかな…。





彼を見送る時は、ちゃんと笑顔で別れられた。







まだ11日だったのに


ゆっくり夜を過ごせて、朝を一緒に迎えられて


こんな幸せなことって、もうないかもしれない。




いつまで



いつまで、続くのかな。






月に一度しか会えなかったのが


月に二度、三度に増えて


今では週一に増えて


外でもデートできて


月末じゃなくてもお泊りできて…





これ以上、望まないようにしないと。




どんどん欲深くならないようにしないと。




じゃないと、きっと辛くなる。





幸せだ。



今の私は、充分幸せなんだ って、思うようにしないと。






多くを望むから、辛くなるんだから



望まないように、望まないように。






この気持ちを、忘れないように。