一昨日に彼が会いに来てくれて


それまで我慢していた想いや考えていたことなどを、彼に伝えた。




怖くてずっと聞けなかったことも聞けた。




素直になれた。




彼のことが心底好きだと思った。




心も体も、すごく満たされた。






それなのに…






昨晩は、涙がボロボロ溢れて止まらなかった。







そのときの心境を思い返してみた。






彼と幸せな時間を過ごせたぶんだけ、彼がそのとき、そこにいない現実に


これまでも何度も寂しくて泣くことはあった。




確かにそれもあった。でもそれは多分少しだけ。





ブログに綴った自分のいまの気持ち。




それを書きながらも涙が流れていた。





彼のことが好きで好きでどうしようもなく溢れる想い。



『好き』だというだけで涙が溢れて。





でもそれは、ある意味では幸せな涙だった。





けれど、昨夜ベッドで流したあの涙は、また違ったものだった。






彼のすべてを受け入れようと思えた昨日。




これまでの彼とのいろいろなことが、一気にフラッシュバックした。





5年前、彼と出会ったときから、今までのこと。





本当に、いろんなことがあった。





特に、彼の結婚の事実を知ってしまったときの


あのどん底にいた自分が見えた。




私は、結婚を知ってしまって絶望の底にいたあの時の自分に涙を流した。






涙の多い5ヶ月だった。






あれからの私は本当に毎日のように泣いていた。




悲しくて、悔しくて、惨めで、それでも好きで


寂しくて、辛くて、苦しくて 苦しくて・・・・・・・・・・・・・・・・





笑えたかと思えば、すぐに落ちてまた泣いて…



こんなことをもう何度繰り返してきたんだろう。。






あの絶望の日から、5ヶ月かかった。





彼のすべてを受け入れようと思えるまでに。




それでも彼を想う気持ちは変わらない自分を受け入れるまでに。




素直になれるまでに。






そしてこの5ヶ月の間



彼の結婚の事実をどうしても受け入れられなくて


彼のことを責めて


自分のどうしようもない気持ちにもがいて


どうしてこんなことをしているんだろうって


不倫なんかやめればいいのにって


何度も何度もそんなことを考えて


それでも彼のことを嫌いになれなくて


やめることができなくて


そんな自分のことも責めて






彼が隣にいなくて寂しくて泣いたのなんて数え切れないほどある。




彼の結婚の真相を思い返して、何度もおぞましい気持ちにもなった。




彼を憎んでしまいそうにもなった。




意地になって、自分からは連絡しないと決めて


彼の連絡先をアドレス帳から削除した。




どんなに会いたくても、寂しくても、とにかく我慢した。




土日も、祝日も、クリスマスも、お正月も、ゴールデンウィークも


大嫌いになった。





愛人なんて


不倫なんて



何度もそう思った。





なんでこんなに我慢ばっかり…



なんであの人だけ幸せなの…





前向きになろう と、どんなに頑張ってみても


すぐにネガティブに戻ってしまう日々だった。




この5ヶ月を思い返したときに浮かんできたのは


苦しくて涙を流していた自分ばかりだった。





それだけ、この恋愛の辛いことばかりに焦点が当たってしまっていた。





こんなに一生懸命に恋愛をしていたのに、思い返す自分の姿が


泣いている姿だけだなんて、とても残念で、悲しいと思った。






それと同時に、これまでの自分に


いつも涙を流して苦しみにもがいていた自分に、同情した。




そして、そんな自分に、こう言ってあげたいと思った。



「いっぱい我慢したよね。苦しかったね。


あの人のことが大好きなんだよね。


もういいんだよ。我慢しなくていいんだよ。


よく頑張ったね。もう楽になっていいんだよ。


彼の結婚のこと、受け入れてあげよう。


あの人が幸せなら、もうそれでいいじゃない?」





自分で自分を励まして慰めてあげたかった。



たくさん我慢しちゃったね 


もういいんだよ 


お疲れさま って。







もう、本当に、よく頑張ったと思う。




あんなに泣きながら、仕事も手につかなくなりながら


時には体調を崩してしまいながらも



あんなに、こんなにも彼のことを必死に想い続けてきた自分に、泣けた。








もう楽にさせてあげたい。






楽になれる方法を少しでも見つけられた今、そう思えた。








私は、この5ヶ月間の自分に、涙を流した。