前の記事 『ごめんなさい』 の続き
不倫映画を観て、彼のことを想いながら大泣きして眠りについたその夜。
深夜3時頃
携帯の着信音が鳴った。
あの人からだった。
しばらく着信画面を見ていた。
着信音は鳴り止んだ。
彼からの電話に出れなかった。
というより、出なかった。
私の中ではもう終わりにしていたから。
「ふん、なによ、今さら」
そう思って、また眠りについた。
そして
その2時間後くらいの明け方5時頃
また着信があった。
彼からの着信でまた起こされて、私はしばらくまたその画面を見つめていた。
着信はずっと鳴り続けた。
何度も鳴り続けるその音に耐え切れず
結局私は電話に出た。
私が無言で電話に出ると
「momちゃん、何やってんの?」と彼
「・・・・・・・・・・・寝てた…」
「今から行っていい?」と彼
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 無言の私
「ねぇ、今から行くよ」 と彼
「・・・・・・・・今さら、なに?…」
「なんだよ? 行っちゃダメなの?」
「やだ。来ないで」 と私
「なんでだよ?」
「なんでも。体調悪いし…」と私
「じゃあ何か食べ物持ってってやるよ」
「やだ、いい」
「いいから、行くよ」
「やだ!」
私がそう言ったまま、電話は切れてしまった。
何よ、今さら!
来なくていいよ!
2週間以上も平気で放置したくせに!
あんなやつ、知らない!
電話を切ったまま、また眠りについた。
すると
その20分後くらいだったかな
家のインターホンが鳴った。
え…!?
もしかして、あいつ、本当に来たの…??
それでもシカトして寝たふりをしていたら、インターホンは鳴り続けた。
仕方なく私は部屋からインターホンの受話器をとった。
「はい…」
受話器越しに私が出ると
彼の声が返ってきた。
「本当に来たの?」 と私が言うと
「メシ持って来たよ」 と彼。
私は受話器を切って、玄関に行って、ドアを開けた。
彼が立っていた。
2週間以上ぶりの彼の姿がそこにあった。
それでも私は彼の顔が見れなかった。
ドアを開けてふてくされている私に構わず
彼は家の中に入った。
彼はたくさんの食べ物と飲み物を持ってきてくれていた。
「具合大丈夫か? なんで言わないんだよ」
彼がそう言った。
は?よく言うよ! 連絡なんかできるわけないじゃん!
あんたは奥さん週間で奥さんにべったりで
私のことなんか存在を忘れたかのように完全放置してたくせに!
私がどんな気持ちでこの2週間苦しんでいたかも知らないくせに!
熱が出たって、連絡することもできずにあなたのことを必死に忘れようとしていたのに!
そう思ったけど、何も口に出さずに黙っていた。
私は彼と目も合わせられず、ふてくされた様子を作ったまま
1人でベッドの中に戻った。
そして
「来ちゃやだって言ったのに」
そう言って、ふてくされて寝たふりをした。
長くなったので、この辺で
続きはまたあとで書きます。
今思うと、私って…
ほんっとうに素直じゃないな~~~~~~~~~~~
つくづくめんどくさい女だな~~~~~~~~~~~