幸せな時間を過ごせたときほど


彼がいない夜のギャップが激しく孤独感に襲われて泣く。


ベッドの彼の残り香を抱きしめて、泣き伏せる。




前日まで泣いていたかと思えば


彼に会えて笑って


彼が帰ったらまた泣いて…



バカみたいにこれの繰り返しで、自分が自分に追いつかない。



疲れちゃうよ、こんなの。



不倫の恋って、みんなこんななの?


みんな疲れないの?


こんなの精神的に絶対よくないよね?


躁鬱に近いものがある気がする。



いつか体も心もボロボロになってしまうのかな…。


こわい。




だからどこかで、何かで必死にバランスをとろうとしてる自分がいる。



例えば他の男と会ってみたり。


でも、これは失敗だった。全然おもしろくなかった。



あとは友達と遊ぶか、仕事をするか、自分の趣味に没頭するしかないな。



でも


でも



友達には申し訳ないけど、違うんだ、埋められないんだよ。


仕事なんかじゃ、埋まらないんだよ。


自分の趣味なんて、そこまで夢中になれるものじゃないんだよ。



彼の存在は、彼といる時間は


どんなに頑張っても、何にも代えられない。


埋まらない。


完全に別もの。



だから、こわい。



ほかに、何か見つけなくちゃ。


何か


何か


何でもいいから



早く 早く 早く



埋めなきゃ


埋めて


誰か、埋めて



焦る。



彼に溺れたくないから。


壊れたくないから。





もしかしてもうすでに溺れているし


私は壊れてしまっているのかな…。





それすら自分でわからなくなるから


本当にこわい。