着物の名称で「褄」というものがあります。


着物の裾すその左右両端の部分。
また、竪褄たてづまのことを言いますが、


どこの部分かと言うと、襟から下の部分。



裾の長い着物の褄を手で持ち上げて歩いたり、芸者になるといった事で使われていますが、


着物だからこその所作で、
私達も褄をとる場合がありますね。



例えば、階段の上り下り。

褄先が汚れないように、上前を少し上げませんか??

ものを拾う時もそうですね。

立ち座りも、上前を少し上げシワがよらないように褄をなぞり座りなおしませんか??


着物を着慣れた方は
自然と褄をとっているかと思います。

褄をあげる?なぞる?


とにかく「褄」の所作は
着物ならではの所作ですねおねがい


綺麗な指先は、肩甲骨を意識すると自然と身につきます。


私の作法の教室では
美しい指先のレッスンは、


弧を描くように腕を伸ばす。
小指に力を入れる。
指の腹でものをとる。
重たいものは軽く持つ。
軽いものは重たく持つ。

と教えていますが、、、、


実はこれは、肩甲骨を意識する立ち居振る舞いでは当たり前のことで、


肩甲骨さえ意識出来ていれば、
自然とこの様になります。


着物だからこその所作。
「褄をとる」


洋服よりも、綺麗な指先を見せることが所作の中に数多く存在するのが「着物」です。


これも、肩甲骨を意識出来ていれば
美しい指先となります。




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