今日は稽古茶事は【夜咄】でした。
冬の茶事で、冬至に近い夜が長い時期に行われます。
とりあえず寒さを凌ぐ
「前茶」が出され、
その後の流れも、代表的な茶事とは異なります。
「茶の湯は夜咄にて上がり申す」と言われるように、なかなかに難しい

本当にこの様な稽古をつけて頂ける機会があり感謝なのです💕
手燭や竹檠の灯りが揺れる
なんとも幻想的な中
松風(釜の湯がたぎる音)
炭の火の音を楽しみ、
お懐石を頂戴し、お茶をいただきます。
平たく言えば
真っ暗な中で進む茶事は
幻想的でなんとも素敵✨
まるで闇鍋のような懐石料理をいただき
お腹を温め、お濃茶・お薄とお抹茶を頂戴します。
止め炭がつがれると
私達はそろそろお暇しましょうか、、、
となるのですが
湯が沸くまでの間
亭主と客との間で清談がなされます。
このお話があってはじめて「夜咄」と呼ばれるのだそうです。
この時のお話がなかなかに難しい〜





嫁姑や人の悪口、政治の話やお金の話はタブー。
季節柄の話をするのが無難なのですが
これが、やはり人柄が現れると言うか
その方の重さと言うか
私は、ざーっくり軽いのです。笑笑
亭主が、令和最後の茶事である事
天皇陛下の譲位も無事終わり
盛大であった事などお話になられ
例えられるお話も背景が伺え
とても勉強になります。
なるほど〜
なるほど〜
なるほど〜
これが、人なりと言うもの💕
なんとも心配りがなされていて
誰も傷つけず
皆ほっこり出来る話✨
これ、これよ!!
何とも素晴らしいと思いませんか??
今日も素晴らしい体験をさせていただきました💕