今年は大きな天文現象がいくつかあって、普段は話題にしない人も感心が高まっているように思えます。
今日は、「金星食」という現象が見られました。
12日から13日が極大というペルセウス座流星群も気になりましたが、天気が良くないのでちらりとしか見ませんでした。
そして今日の金星食は、深夜2時半頃から約1時間のあいだに金星の手前を月が横切るようにして、金星を隠してしまう現象です。
6月の金星の太陽面通過も思った以上にとても地味でしたが、今回のは、隠れてから出るまでは、金星の姿が一切見えないという、輪をかけて地味な現象です。
今日は、高度の高い薄雲が出ているところに、高度の低い綿菓子のような雲が強風にあおられてすごい勢いで流れていました。
そのため、カメラも最大望遠にすると風の影響が大きく、金星がぶれてしまったり、ピントが合っているはずなのに、ピンボケみたいに見えたりしました。
家の庭で撮るつもりで準備をしていたら、あるはずの月が見えない。
焦って調べたら、隣の木が邪魔になっていることが判明。
そのため、慌てて田んぼの畦に車で行き、いそいでセット出来たのが直前ギリギリでした。
2枚目は、1枚目を拡大した写真ですが、かなり不鮮明です。
この光の小さな点が金星で、見ているうちにどんどん月との距離が縮まってきました。
月の縁と、金星がくっついた瞬間。
金星が再び顔を出すのは30分くらい先で、眠いなぁなんて思いながら、レンズの中から逃げていこうとする月を少しずつ追いかけ、パチパチしていました。
その中で、雲がかなり薄くなった時に撮れたのが上の写真です。
この後、雲がどんどん厚くなり、ついには月を見失ってしまいました。
残念だったので撮影地の景色を1枚。
空一面雲で覆われている下を、小さな雲がいくつも流れています。
地面には、稲刈りを待つ水田が広がっています。
満天の星空なら、ペルセウス座流星群も一緒に写せたかもしれないので、ちょっと残念。
これは、7月30日の夕暮れ時に撮った月です。
見やすいようにトリミングしましたが、PCで見る分には元のサイズでも十分デコボコが見えます。
壁があれば目の前のものも見えないのに、間に何も無いと38万㎞先のものもよく見える。
不思議だなぁ。





