新年あけましておめでとうございます。

今年は、青森県の六ヶ所村にある学生時代にお世話になった酪農家の方の家で年を越しました。

実習で10日間お世話になっただけの赤の他人の私をずっとかわいがってくれて、これまで何度もこちらの家で年を越してきました。

とてもありがたいことだと思います。



今朝は、初日の出が見られなかった地方もあったようですが、こちらはとても良い天気でお日様がまぶしかったです。

(でも、ご来光は見逃しましたが・・・)


ういんちゃんのひとりごと


写真が悪くてよくわかりませが中央に1月1日の太陽があります。

とても穏やかな元旦でした。



お昼過ぎまで家の人といろいろおしゃべりしながらのんびり過ごし、そろそろ出発しようかという時になって、お父さんが「仔牛が生まれそうだ」と慌てて部屋に入ってきました。

慌てて牛舎に行くと、1頭のメス牛が横たわっていました。



すぐにお父さんとお母さんは仔牛が生まれる手助けをしました。

でも、生まれてきた仔牛は、動きません。

数秒の重い時間の後、口から大量の羊水をはき出し息をし始めました。



お父さんの話だと、もう少し生まれるのが遅かったら、羊水で窒息してしまったけれど、無事に生まれてくれて良かったとのことでした。

仔牛は、立ち上がる間もなくそりに乗せられ、幼い子供たちが飼われている別の建物に移されました。


ういんちゃんのひとりごと

そして、きれいな牧草が敷かれたケージに入れられました。

生まれて20分くらいなのに、一生懸命立とうとします。


ういんちゃんのひとりごと

でもなかなか立てませんでした。

あと少し!!!

見ている方がハラハラします。



あと少し!!!!!!!

でも、立ち上がるところを見届ける前に出かける時間になってしまいました。

残念。



けれど、新しい年が始まった日に、新しい命の誕生の瞬間に立ち合えたというのはとても貴重な体験でした。

こんな感じで、2012年のスタートがすばらしいものとなりました。

まだまだ体調も完全ではありませんが、頑張らなければいけないなという気持ちが強くなりました。



ブログの更新はゆっくりですが、こんな私を今年もよろしくお願いします。