*一昨日の夜アップしたはずだったのですが、何故かアップされていませんでした。
昨日はハチに刺されてどうなるかと思いましたが、今日の夕方までに腫れと傷みはほとんど無くなったので良かったです。
ご心配をおかけしました。
こりずに今日も巣の観察をしていましたが、特に変化がなかったので、また機会があったら紹介します。
今日は、苦手な方も多い夏の主役。
セミの写真を何枚か紹介します。
夏も終わりに近づくと、セミの声も少しずつ減ってきますが、成虫がお星様の世界に旅立ってもしばらくの間、幼虫の抜け殻は残っています。
写真ではわかりにくいですが、木漏れ日が頭に当たってなんとも不思議な感じに見えました。
また、顔の前面に砂粒がたくさん付いていて、一生懸命地中から上がってきたことを物語っています。
それにしても、セミの幼虫の前足って、すごくガッチリしていますね。
土を掘るのにガッチリしているのですが、カマキリのようにトゲが生えていて、まるで肉食動物のようにも見えます。
セミの幼虫は、木の根から樹液を吸って成長するので、たいていは脱皮するのも大きな木の幹や葉の裏が多いです。
でも、木が生えていない花壇のブルーサルビアの花にも抜け殻がありました。
ちょっと珍しい組み合わせだと、思わずパチリ。
こちらの成虫は、針のような口をイチョウの幹に刺してお食事中でした。
セミの顔には、二つの複眼と三つの単眼があります。
大学の「昆虫学」の時間にモザイク風に見えると習ったことがありますが、いつか自分で確かめてみたいなと思います。
また、人間で言うと鼻があるあたりに、格子模様のつくりがありますが、いつみてもおもしろいデザインだなとおもいます。
よく見ると、成虫の前足も、幼虫の足に似たトゲがあります。
昆虫は、ほ乳類などのセキツイ動物よりも種類が多い生き物です。
見れば見るほどおもしろい生き物たちだと思います。