今日は、大波乱の25日の写真を紹介します。
25日は、前日の夜から降り始めた雪が50センチ近く積もっていて除雪が追い着いていない状態の「道の駅西会津」を出発して、新潟県に入りました。
日出谷駅のすこし手前の平瀬の集落の古民家と絡めて撮りたいと思って行ってみたところ、やはり例年よりも三脚の数が少なくて、余裕で場所を確保出来ました。
新潟県側は思ったほど雪が積もっていなくて、列車の時間の20分くらい前には一時雪が止みました。
ところが、列車が来る頃になってまた雪が強くなって来ました。
山の向こう側から汽笛が何度も聞こえて来るのに、ちっとも汽車が来る気配がないまま視界がどんどん悪くなり、向かい風だったのでレンズに雪が付かないか気が気ではありませんでした。
ようやく平瀬トンネルを抜けたSLが見えました。
こうなると、ピントが合っているのかピンボケなのか全然わかりません。
雪をかき分けながら懸命に走るシゴナナ。
この後、日出谷駅で汁餅を食べながら、帰ってくる列車を待っていましたが、この大雪のためにポイントが凍ってしまったり、峠で進めなくなったりして結局途中で運行中止になってしまいました。
磐越自動車道も、並行する国道49号線も通行止めになり大波乱の1日となってしまいました。
穏やかな表情の雪だるまが寂しさを醸し出していました。
本来ならこのホームで、小学生たちの歓迎イベントが行われるはずでした。
SLの発車に合わせて上がるはずだった花火が、子どもたちと数人のSLファンの見守る中で打ち上げられて今年のクリスマスが終わりました。
SLは、今日29日にようやく新津に帰り着いたそうです。
最後になりましたが、悪天候の中、SLの運行や、イベントに関わられた方々に感謝の意を表したいと思います。
お疲れ様でした。