時々保存されているSLを紹介してきましたが、今日紹介するのはすでに解体されてしまったデゴイチです。
このデゴイチは、樺太(サハリン)に戦後賠償として送られたものというのが通説ですが、通常の輸出だったという説もあります。
日本国鉄の車両と区別するために、プレートの型式とナンバーの間に「-(ハイフン)」が入れられています。
D51-25は、北海道勇払郡鵡川町(旧むかわ町)汐見の国道沿いの民有地にドンと置かれたような感じでした。
(今見て気付いたのですが、うちのバイクとツーショットになっていました。)
サビも浮いて状態はあまり良くなかったのですが、もう1両かわいそうなデゴイチが同じ敷地内にありました。
全体が赤茶色になった26号機です。
この2両は、1990年に日本に帰ってきましたが2007年頃に解体されてしまいました。
この他にも、旧ソ連国鉄のデゴイチが国内に数両残っているので(うち2両は撮影済み)いずれ全部紹介したいと思います。
*撮影は2001年8月5日で、ネガをスキャンしたものです。