去年話題になった映画に「おくりびと」という作品がありました。
映画で世間に広く知られるようになった「納棺師」の方によって棺に入れられた祖母の通夜が昨晩行われました。
通夜の後、一緒に暮らしていたいとこ2人と共に、棺を見守る役目を仰せつかり、交代で仮眠をとりながら朝を迎えました。
斎場は、住宅街の中にあり、隣接する家の間から朝日が昇ってきました。
今日は、寒いながらも日差しがまぶしい晴天になり、祖母の新たな旅立ちにふさわしい日となりました。
告別式の中で紹介された、死の少し前に祖母が私たちに宛てた手紙には「幸せな人生だった」と綴られていました。
私にもいずれその時がやって来るはずですが、人生を振り返って「幸せだった」と言えるような生き方を今からでも出来たらいいなと思いました。