傾いた西日に鈍く光る線路。
よく見ると、レールの上にも草がのびています。
この線路を列車が走ることはもうありません。
このレールも枕木もいずれ外されてしまうのでしょう。
「廃線」。
かつて、たくさんの人の想いを乗せて列車が走ったこの路線も、乗客の減少という強敵には勝てなかったのです。
私の住む千葉県にも、廃線の危機にさらされている路線があります。
「赤字だから廃線」ではなく、地域の住民の足をなんとか残していって欲しいものです。
*この線路は2007年3月31日をもって廃線となった鹿島鉄道線の跡に残るものです。
写真は11月に撮影しました。