今日紹介するのは、航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」です。
ブルーインパルスは、T-4という小型の練習機6機+予備機1機=計7機で構成されています。
青と白の鮮やかな色からイルカが連想されたのか、パイロットを「ドルフィンライダー」、整備スタッフを「ドルフィンキーパー」と呼び、それぞれのユニフォームには、イルカをあしらったワッペンが付けられています。
パイロットと、ドルフィンキーパー達が、一糸乱れぬ動きで離陸の準備をし、そして、滑走路上に全機が並んだ所でスモークを噴射します。
ところが、この日は、例年5万人ほどなのに、27万人もの観客が押し寄せ、更に、最前列で高い脚立を使う自己中心的なマニアが多く、離陸の様子がまったく見えませんでした。
機体の距離が最も短い状態での編隊飛行です。
ゆっくりと回転しながら目の前を通過します。
縦一列で進入してきた5機が、この後傘型の隊形に並び直して大きく旋回しました。
デルタロール。
傘型の編隊を組んだまま宙返りしました。
通常飛行と背面飛行の機体が混ざった状態での編隊飛行。
本来、6機で行うのですが、この日はナント演技の途中で6番機がバードストライク(鳥と衝突)で着陸してしまったので、変則的な隊形になってしまいました。
バードストライクは場合によっては大事故にもつながるので、何事もなくて良かったと思いました。
もっともっとたくさんの演目があるのですが、今日も長くなってしまったのでこれくらいで終わりにします。
つづく