子どもの頃、テレビで初めてガンダムを見て、何か今までのロボットアニメと違うなぁと思いつつ、それまで飛行機や戦艦のプラスチックモデルを作っていた私は一発でガンプラブームに乗ってしまいました。
ちまたでは、行列しなくては買えないとか、品切れのお店が続出とか報道されていましたが、行きつけのお店では、販売日(日曜)の前日(土曜)にいくと、こっそり売ってくれたので一度も並ばず憧れのプラモデルを手にしていました。
戦闘機や、バイク、車なども作りますが、これまで、いくつガンプラを作ってきたかわからないくらいです。
そんなガンダムが誕生して、今年で30周年らしく、東京のお台場には等身大の、巨大なガンダムが作られました。
それに合わせて、バンダイからお台場バージョン(30周年記念バージョン)のガンダムのプラモデルが発売になりました。
その名も「ガンダム Ver.G30th(バージョンジーサーティス)」。
お台場のガンダムをそのまま1/144に縮小した物で、1ヶ月ほど前に発売を知って楽しみにしていた物が今日手に入りました。
今のガンプラは、色を塗らなくても、最初からパーツが色分けされているので、かなり完成度が高いのですが、子どもの頃からのモデラーとしては、改造をしたり、パーツの合わせ目をパテで埋めたり、ヤスリがけをしたりしてから、塗装までやらなければ気が済みません。
そのため、ただ組むだけなら10分もかからない模型に何週間、時には何ヶ月もかけてしまいます。
塗装も、エアーブラシ(スプレー→缶のスプレーではありません)を使って、グラデーションをかけながらじっくり塗っていきます。
元々が、実在の戦闘機などを作ってきたスケールモデラーなので、塗装が一番楽しい作業です。
ただ、作りかけのキットがいくつもあるので、このガンダムはいつ完成するかわかりません(汗)。
(作っているうちに、新しい物が出て、ついそっちを作り始めてしまうのです。)
数年前に作ったガンダムが下の写真です。
(何度も写真を撮り直したのですが、どうも実物の色が出なくて、結局妥協した写真です。)
わずか13センチほどの模型ですが、仕事をしながらだったので2ヶ月くらいかけて完成させました。
今度のガンダムは、もう少し、短時間で作れると良いなと思います。