まだ幼稚園くらいの時に、叔父が零戦のプラモデルを買ってくれたのが、戦闘機との出会いだったと思います。
その叔父には、戦艦大和や、空母赤城など、色々なものを買ってもらいました。
そして、大学に行った時、青森県弘前市の上空を戦闘機が飛んでいくのを見て興奮しました。
それは、同じ青森県の三沢基地の機体でしたが、街の上を轟音を立てて飛び去る姿を初めて見たからです。
学生時代に、三沢の航空祭に初めて行った時も、映画や雑誌の中でしか見たことのない戦闘機がたくさんあってとりこになりました。
それから、千葉から近い茨城県の百里基地、ツーリングで行く北海道の千歳基地の航空祭に通うようになりました。
それらの航空祭の華は、アクロバットチームの「ブルーインパルス」でしょう。
そのブルーインパルスのホームベースが宮城県の松島基地です。
今回、間に2日挟むとSLばんえつ物語号のHMが2種類撮れることが解っていたので、どこで時間をつぶそうか、考えてみたところ、松島基地に行くことを思いつきました。
千葉から直接では、遠すぎるし、ちょうど、ETCの休日割引が始まったところだったので思い切って行ってみました。
ブルーインパルスとの再会は、また明日以降にとって置いて、ここの基地に所属している国産の戦闘機F-2の写真を今日は紹介します。
脚を出して滑走路へ降りてきたあと、フルスロットルで再度離陸する「タッチアンドゴー」の訓練の様子です。
水平尾翼の付け根にある細長い板状のつくりがエアーブレーキで、これを開くことで減速しながら降りてきます。
ウジャウジャいる感じが好きです(笑)。
ここで、ブルーインパルスの訓練飛行が始まります。
それは飛ばして、ブルーインパルスの飛行終了後、再度飛び立とうと、滑走路に向かうF-2です。
昼を前にして離陸した機体は、しばらく待っても戻ってきませんでした。
たぶん太平洋上で訓練をしているのでしょう。
こうして、松島基地での1日目の見学が終わりました。