昨日紹介した柏のデゴイチの前に、(同じ日に)もう2両のデゴイチを尋ねました。
その2両目が、つくばエクスプレスの流山セントラルパーク駅の近くの流山市総合運動公園に保存されている14号機。
この汽車も、アスベストの関係で2メートル以上の柵の中で、柵の隙間から何とか写真を撮ってきたので思ったようなアングルで撮れませんでした。
この14号機は、「ナメクジ」と行って、煙突の後から砂箱(普通の汽車でラクダのこぶのようなドーム状の形をしている部分)までを長いカバーで覆われた独特の形をしています。
また、「密閉キャブ」と言ってキャブ(運転台)に扉がある雪国仕様になっています。
よく見るとキャブの窓に桜が映っています。
汽車製造株式会社で1936年に作られたことを示すプレートが付いています。
どうせなら、往時を偲んで装着した状態で展示して欲しいものです。
少し離れたところから、桜の花と一緒に。
まわりにはたくさんの花見客がいて、ござを広げていましたが、誰一人汽車に目を向ける人はいませんでした。
本当は、今日、散りゆく春と汽車を撮りに、真岡鉄道に行きたかったのですが、体調が悪く行けなかったので、保存蒸気の紹介の続きを書きました。
今月中に、千葉県内にある蒸気を撮り切りたいなと、密かに画策しているのですが、同居人がつきあってくれると良いなぁ・・・。