【オウム法廷再び】NHK番組を無断で証拠採用
[オウム事件]東京地裁で16日に開かれたオウム真理教元幹部平田信被告(48)の初公判で、弁護側が証拠申請した昭和63年に放送されたNHKの情報番組が採用され、法廷で上映された。NHKは事実認定の証拠としないよう地裁に求める方針。
法廷での弁護側の説明によると、採用されたのは、神秘的なものに引かれる若者たちについてまとめた約10分のリポートで、63年2月に放送された。映像は裁判員らの手元のモニターに映され、法廷には音声だけが流れた。平田被告や井上嘉浩死刑囚(44)らが共同で出家生活を送り、食事の準備などをしている様子が映っていたという。別の信者がインタビューに答える場面もあった。
NHK広報部によると、弁護側から事前の連絡はなく、許諾もしていない,rmtssp。広報部は「放送以外の目的で使用されると取材協力者の信頼を損ない、取材や報道の自由が確保されなくなる恐れがある。極めて遺憾だ」としている。
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