東京第3・2学期スタート | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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【9月2日・月曜日】2学期スタート
東京第3の始業式へ。校庭にも、運動場にも児童の姿はない。教員室をノックするが応答がない。
2学期のスタート早々、「遅刻」? 少し焦った。
低学年の教室が並ぶ2階に行くと、全先生が3年生の教室から出て来るところだった。終業式は始まってないようだ。
3階へ。手前の4年生の教室では児童たちが席に着いていた。隣の5年生の教室をのぞくと、6年生の男子児童らが5年と6年の教室の間の隔たりを取り払っていた。「臨時講堂」づくりだ。
黒板には、すでに「2013年度第2学期 始業式」と書かれていた。
 金教務主任は、箱かちらラジカセを取り出していた。新品だ。
 高学年児童が座り終わると、廊下で椅子を持って待機していた、低学年の児童が会場入り、いつもの風景だ。
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「座ったままで、休め、気をつけ」
金教務主任のしわがれた声がマイクを通じて会場に響き渡った。
冷房が入った会場は涼しい。扇風機も回っている。3年担任の金先生が冷房の温度を調節しているようだ。
「今年の夏は例年になく、暑かった。熱中症で倒れたトンムがいたという話を聞いたが、こうして元気な姿を見ることができてうれしい。みんな体が一回り大きくなたようだ」
金校長先生は、夏休み期間中に催されたサッカーやバスケットボール大会での活躍、夜会での公演についてのべた後、「2学期は」と、本題に入った。目標は「助け合い、導きあい、もっと大きくなろう」、「常に力を100パーセント発揮しよう」だ。金校長が言うには、第3の児童は、最後は帳尻を合わすのだが、スタートが常に鈍いようだ。
校長は、みんなが一つ以上の分担を担い、責任をもってやり遂げる、常に実力を育む生活習慣を養う、また、「クバク(苛め)」につながる、「ト ノインガ(またお前か)」など、相手を傷つける言葉を慎み、常に相手の気持ちになって接する具体的な事例をあげて、分かりやすい言葉で、さとすように語りかけていた。
 
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 そして、夏休み期間中に行われたちびっこサッカー大会とヘバラギカップの成績発表。サッカーは「久しぶりに」本選と育成が共に一部に昇格、本選は36校中9位、育成は26校中8位、バスケットボールは女子が一勝二敗、4月にスタートしたばかりの男子は、「歴史的一勝」をあげた。校長は「よく頑張った」と、称えていたが、担当した夫先生、許先生、金先生は、力を出し切れなかった結果が残念そうだ。
 42回目の在日朝鮮学生美術展覧会の成績発表も行われた。入賞が5点、佳作は20点、そして優秀賞は5点。入選と佳作の場合、一人で2点受賞した児童もいた。
 金教務主任はまず作品名を発表して名前を読み上げる。時折、作品名が面白いのか笑いが、予想外の「受賞者」なのだろう、「ウォ~」という歓声があがる。「間違いありません」と、教務主任。児童たちは「やった~」とばかり、誇らしげに表彰状を掲げて席に戻る。その光景を横で見ている美術担当の張先生の顔も誇らしげだった。
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 表彰式が終わると、金校長が、先ほどの真新しいラジカセを掲げて一言。「14代校長のカン・ヨンジュ先生からのプレゼントです。カン先生は、現在『歴代校長会』の責任者です」、そして「これはCDで音を聴けるだけではなく、DVDで画像を見ることもできます」。生徒の代表が嬉しそうに受け取っていた。クラブ活動の場で活躍しそうだ。
 金校長によると、ラジカセは東京第3だけではなく、西東京の2校を含む、都内の7校にも贈られた。
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 始業式が終わると、2階の低学年の各教室の前に置かれた長テーブルに人だかりだ。夏休みの宿題の工作が並べられている。袋に入れたままのものもあった。あちこちから「ヌグコッ」、「ヌクゴッ」の声だ。1年生の教室の前に置かれた、粘土の恐竜のしっぽが折れていた。満員電車の中で? バスを降りるとき? 袋から取り出した時の残念がる児童の顔が浮かぶようだった。
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 1年生の教室の前の廊下の壁に、担任の黄先生が絵を貼っていた。夏休みの宿題だ。
 2年生の教室の前では、2人の 女子児童が2年担任の金先生と話していた。
 児童・「チェサミです」
 先生・「可愛い」
 もう一人の児童・「見せて本当に可愛い
 今年4月から東京第3のキャラクターになったチェサミを模った粘土細工だ。つくった女子児童は、「ハラボジが」、「ハラボジが」と。祖父が手伝ってくれたようだ。
 袋から飛び出していたノートを開いて見せてくれた。木の骨組みに粘土を固め、色を塗った、制作過程が詳しく記してあった。写真も貼ってあった。写真もハラボジが写してくれたと、嬉しそうに話していた。
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しばらくすると、3階の高学年の教室の前にも工作が並び始めた。 持ってくるのに苦労したであろう、「大作」が並んでいた。 
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 掃除をはじめる学年も。児童たちは雑巾を洗いながらも、何が楽しいのか笑ってばかりいた。 
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 翌日からは、さっそく授業だ。始業式で金校長は、上履きを忘れたり、教科書を忘れたりしないよう、繰り返し話していたが。スタートが鈍いという児童たち、明日の朝には誰かが忘れて叱られるのだろうなと、先生の前で頭を垂れる児童の姿を思い浮かべながら、校舎を出た。校門の鉄扉が熱くなっていた。まだまだ暑い日は続きそうだ。