【5月12日・日曜日】東京朝高18期-「チングの会」のBBQ
舎人公園は広い。「朝鮮語で少し大きな声で話している集団を」と、捜し歩いたが、流ちょうな韓国語をしゃべる賑やかな集団がまた多いこと、ひと汗かいてようやくバーベキュー広場に行きついた。
朝高の同級生は、とにかく多い。同級生の慎校長、まだ副校長だった数年前の同総会で、入学試験を受けたのが900人超、入学したのが860人で、卒業したのが680人と、言っていた。ロシア語班と英語班があり、男女別学、一クラスが60人前後だったので、同じクラスでも同級生の顔や名前を思い出せないことがある。
何しろ学年16クラス、日本学校からの編入生も100人を越え、教職員合わせて2.700人が「在校」していたのだから。
チングの会とは、18期の同窓会とは別の、少なくはない「早期」卒業生を含む親睦会だ。春には、舎人でのバーベキュー、今回で3回目だ。
焼けた肉が次から次にテーブルに並べられる。まずは顔見知りを探し、適当に座って飲み始める。
「孫は、ウリハッキョに送っているの?」、「それを言われると面目ない…」、「朝鮮学校の悪愚痴言いながら、嫁さんはウリハッキョ出ていた方が…それは可笑しいのでは…」

久しぶりの再会、話も弾む。何年か前までは、それでも多少ひきずっていた「悪そうな風体」も影を潜め、あくが抜けた、気のいい高齢者の集団になっていた。
日頃「鬱積」しているのか、ウリハッキョ、ウリナラの話ばかりだ。
もちろん同窓会の話も。18期の同窓会は来年計画されているが、それとは別に出身中学校別の同窓会も盛んだ。近々、東京第一がするというので、第四も…。「幹事長は決まりだな」相変わらずおおざっぱだ。
もっぱら肉を焼いているのは、会の主宰者の朴トンムと高トンム、それに「動員」した家族、後輩たちも汗だくだ。お酒を運んだり、話の輪に入れない人の席替えをしたり、ホスト役に徹していた。
1時間ぐらいして、40位の席が埋まるころ、朴会長が短いあいさつ、足を運んでくれたことへの感謝、前回は、×千円の会費で、肉を何切れしか食べることができなかったというクレームが出たが、今回は存分にとのことだ。二次会の会場も予約してあるとのことだった。洒落た白色の帽子が似合っていた。
18期同窓会の朴会長が乾杯の音頭。「健康に、元気に逝くまで頑張ろう」だ。

3年に1回の様々な趣向が凝らされた同窓会もいいが、自己紹介をするでもなく、歌をうたうでもなく、ただその場を共にする、こんなゆるい集まりもいい。
映画やドラマなどで見る、ホームパーティーのようなガーデンパーティー? ゲストの喜ぶ顔を見ることが楽しみ? そんなホスト役がいるからこそ、こんなに心地良い空間が作り出されるのだろう。
天候にも恵まれ、気のおけない同級生と、木陰を駆け抜けていくさわやかな春風を満喫したひと時だった。ホスト役の会の主宰者に感謝、感謝である。ik