都内の少年団の集いへ-その1・報告集会と民俗遊戯 | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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少年団の中間総括報告集会があるというので、東京朝高(北区にある東京朝鮮中高級学校)の体育館へ。
耐震補強の工事中で、地下と1階の舞台、2階は閉鎖されていた。
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東京チェーサム(板橋区にある東京朝鮮第3初級学校)の児童は大方集まっていた。目があうと、いつものように少し早口で、「アンニョンハシムニカ」だ。
少し離れたところにチェーイーの児童が座っている。チェーイー(江東区にある東京朝鮮第2初級学校)の少年団指導教員は、昨年、チェーサムに教育実習に来たソン先生だ。東京4月の少年団式のときには、脚を手術してギプスをして不自由そうだったが、順調に回復しているようだ。
6年担任の黄先生が、発音指導をしていた。後ろからのぞきこむと、児童が手にした赤い表紙に挟まれた紙には、「報告書」と書かれていた。チェーサムを代表して報告するようだ。
しばらくすると、チェーグー(杉並区にある東京朝鮮第9初級学校)の児童が着く。カン先生がチェーサムの児童に手を振っていた。3年前までチェーサムの少年団指導教員だった。「大きくなったなぁ」、「勉強しているか…」、声をかけられた児童たちは、名前を呼ばれて嬉しそうだ。
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「少年団のネクタイを忘れた人」、
男子一人がうつむき加減に手をあげていた。
女子児童はネクタイの三角の部分が中央に来るよう、何度も結びなおしていた。
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それに比べて、男子児童はおし並べて無頓着だ。大多数の児童のネクタイの三角の部分は、一方に傾いていた。昔の西部劇に出てくるカウボーイのネッカチーフ状態だ。
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学校別に人員の報告をして、「報告集会」はスタートした。例年より多い。というのもいつもは中学校がない都内4つの単設校だけだか、今回は東京第1と第4、第5も参加しているからだ。総勢340人超である。
学校ごとに体操着も少しずつ異なり、いつになくカラフルだ。外は昨夜からの雨降りで、気温もぐんと下がっているのに、半そでのTシャツや、中には短パンの児童もいる。子供は寒さを感じないのか、元気だ。
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そのころ、少し離れた食堂では青商会のメンバーが集まり、児童たちにふるまう昼食の段取りに取り掛かろうとしていた。顔なじみのチェーサムの児童のアボジは、カレーは2日前にチェーサムの炊事場で仕込んだと話してくれた。
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各学校別に、①学校と地域同胞社会、祖国を知る、②少年団生活で、自律性と創造性を発揮する、③学習とウリマルの水準を高める、④他人を思いやる心を育む-など、4つの取り組みについての報告があった。
チェーサムの代表は、被災地の東北初中の訪問にふれ、「自分たちも気を引き締めて生活しなければならないということを全身で感じた」と語っていた。他の学校からも、被災地のウリハッキョ支援のためにアルミ缶集めなどを行っているとの報告があった。チェーグーの代表は、夏のチビッ子サッカー大会で優勝し、ピョンヤンを訪問、朝・日戦の観覧や、地元の学校との交流、市内観光など、そこでの出来事を誇らしく語っていた。
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報告集会に引き続き、例年通り「民俗遊戯の場」だ。学校対抗の4番勝負だ。
まずは、朝鮮相撲-長身のチェーサムの児童が決勝戦に進出したが、優勝はチェーサーに持っていかれた。応援では勝っていたが、技がすこし強引過ぎたようだ。
ときどき、耐震工事のドリルの音で児童の歓声がかき消されていた。
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次に女子児童による膝相撲-両手で片足の足首を持って相手を倒すというゲームだ。片足で飛び跳ねて疲れたのか、足がしびれたのか、ぶつかる前に自滅する児童が続出…それでも、なかなかパワフルだった。優勝は東京チェーグー。カン先生が飛び上がって喜んでいた。
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片隅では、青商会のメンバーが第2部のクイズ大会の準備を始めていた。おそろいの白いジャンパー姿の「アジョシたち」の幾人かは、ときどき競技に興じる息子や娘の姿を追っていた。
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つづいて、7人一組による「コリチャプキ」、尻尾つかみだ。最後尾の児童がつけた「尻尾」をより多く取ったチームが勝ちだ。これもまた、勢い余って手を離し、転げてしまう児童が続出した。男子が、これまたチェーグーが、女子はチェーサーが優勝。
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最後は、「놋다리밟기(ノッタリパプキ)」、膝と両手をついて座った児童の上を歩いて渡る、それを繰り返してゴールするというゲームだ。男女混合で15人、余りのめまぐるしさに見ていて順位をつけられなかった。優勝はこれまたチェーグーだ。夏のチビッ子サッカーで優勝して、平壌に朝・日戦を見に行った、その勢いは続いているようだ。
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「民俗遊戯」が終わると、青商会は第2部の準備に大わらわ。児童たちが座る場所を示すカードの位置を何度も直していた。江戸川青商会の会長の声が体育館に響き渡っていた。
各競技の表彰の後、第1部は、「少年団行進曲」の合唱でフィナーレを迎えた。青商会の多くのメンバーは、互いに顔を見合わせて笑っていた。青商会の定番となっている「青年行進曲」を連想したようだ。
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以下、次回