

三ノ宮駅構内の喫茶店で、写真を見たときは思わず「やった」と叫びそうになってしまった。
創立60周年(2005年)を控え、全卒業生の写真の収集に当たったが、11期生だけは探し出せないでいた。
それで、60周年を記念して出した「記念集」の歴代卒業生の写真のコーナーも11期だけは空白。学校の1階から2階にあがる階段の壁に展示されている歴代卒業生の写真も、11期生のところだけは写真の代わりに卒業生名簿になっている。
「朝鮮新報」に協力を求める記事を出して貰ったり、練馬に住む11期生のKさんや、Lさんを訪ね松本まで行ったが、スナップ写真一枚手に入れることができなかった。
今年4月の公開授業の時も、地元の女性同盟の委員長らと何とか探し出せないものかと、話し合ったばかりだった。
記録によると、8期生から卒業アルバムを作っている。しかし、今まで会った11期生はアルバムはなく、卒業写真を撮った記憶さえないということだっだ。
三ノ宮で会ったKさんも、同様のことを話されていた。十条の朝中と朝高の卒業アルバムを大切に保管しており、もしチェーサムの卒業アルバムがあったら、同様に保管しているはずだというのだ。
Kさんが持っていたのは、日光への修学旅行の写真である。
チョン・グイル校長先生や、担任のパク・チュヨン先生、同行したオモニの中には子どもを負ぶった姿もある。時代が感じられる。
チェーサムの階段に、卒業写真でないものの、11期生の写真がデビューする日も遠くはない。(ik)