昨日(10月7日)は、学父母でもないのに好天に誘われ、母校東京朝高の運動会へ。
運動場を一回り、二回り…。
「あの、ひげは」、ブログでみた顔だ。
「リアルパッチギの…」、「ウイル21です」、「先輩…」
初対面だというのになぜか、親しみがわく。赤羽で焼肉店を営むご夫婦にも会う。
軽く会釈する恩師の目は、あの時よりも優しく感じる。交わす握手に思わず力がこもる。
S県で支部委員長をしている同級生のMに呼び止められ、そのまま「宴」席へ。すると次々に同級生が…。東京の結婚相談所の所長のK、チェユッ出身の(名前が思い出せない)、チェイの教育会にいるK…。後輩も座り込む。○○のチョッカだとか、サドンの○○とか、紹介される人も少なくはない。先輩から声がかかると、この年になってもちょっと緊張する。
思わぬ出会いの連続である。グランドでの競技を横目に、ビールを片手に話が弾む。蒸した塩味のハチの巣、煮込みも旨い。
学父母参加の綱引きでは、アボジがオモニに引きづられている。
恒例の集団体操のテーマは「統一旗」である。人間ピラミットの最上段で手をふる息子を誇らしく語るアボジ、オモニはデジカメ片手に娘の追っかけだ。砂埃はない。運動場も整備され、人工芝になっているからだ。
午後のプログラムのスタートは、クラブ別の行進。円陣を組んで、奇声? 気勢? をあげるムヨンブは相変わらず元気だ。空手部の部員は、いくつものメダルを首からさげて行進している。重そうだ。スピーカーからは、内外の各種大会での輝かしい戦績が伝えられる。
背伸びをして競技を見つめる親御さんのほほえましい姿。息子か、娘の姿を追っていたのだろう、ビールを買ってくると、席を立った後輩が手ぶらで戻ってきた。
ソウルから来たというアジュモニが笑う。チヂミをすすめる。近隣の日本学校の生徒さんも楽しそうだ。在米同胞も自然に溶け込んでいる。笑顔が絶えない。
運動会の片隅での出会いから、皆それぞれが「時の流れ」というよりも、「時代の変化」を感じ取っているようだ。
秋だというのに、暑い一日だった。人工芝の照り返しもさることながら、そんな出会い、あんな話こんな話が人々の心を熱くせずにはいられなかったのであろう。
ウリハッキョでの心地よいひと時であった。ik