
教務主任の話では受付は9時半から始め、運動会のスタートは10時だというので、9時過ぎに駅に着くと、すでに児童を連れたアボジ、オモニで一杯である。
すでに運動場はカラフルなパラソルと、キャンプ用のテントがぎっしりと立ち並んでいた。教育会の副会長によると、今年は例年になく陣取り戦が激しく、7時半にキャンピング用のテントとテーブルを組み立てる父母の姿があったという。児童は百家族を少し越すぐらいだが、ハラボジ、ハルモニに、従兄弟に、卒業生を合わせると500名は集まるというのだ。
早速、受付で運動会のパンフレットと一緒に「本」の案内チラシの配布に取り掛かる。すでに運動場に陣取った学父母への配布は、板橋のチョチョン イルクンが引き受けてくれた。
運動場の正面には、「祖父母専用」テント席が準備されていた。そこにはサドンと話を交わす10代目の校長や、夢中になって孫を応援する下頭橋の近所に住むCさんや、川崎のKさん、常盤台のLさんの姿もあった。みな、草創期のチェーサムの思い出話を語ってくれた「物語」の主人公たちである。
今年、他校に赴任した前校長が「今日はボランティアだ」と言って、オモニ会にまじって、父母と挨拶を交わしながらビールを売る姿は、すがすがしかった。
それから、印象に残ったのは、来年小学校への入学を控えた娘を連れて、少し遅れて来た若いオモニである。受付で教育会の副会長を見つけると、「ソンセンニム、覚えていますか?」と声をかける。副会長の教え子、チェーサムの卒業生のようだ。朝鮮学校に入れるか迷っているので、運動会を見学に来たとのこと。その場を偶然通りかかった、同級生とも懐かしそうに話を交わし、幼児競技にも加わっていた。
その場で「本」は売れなかったが、元気な「物語」の主人公と久々に再会を果たし、現在のチェーサムを支えている様々な人々に接することができ、とてもいい半日だった。明日にで、案内チラシを見た学父母からメールか、FAXで注文が来るともっといいのだが。
案内チラシの配布を手伝ってくださった副会長ソンセンニム(写真)、チョチョン トンム コマプスムニダ!